ブルーリボンテトラを飼育してわかった特徴や性格を紹介

少し珍しい小型カラシン科の熱帯魚に「ブルーリボンテトラ」がいます。

ネオンテトラの様なギラギラした体色ではありませんが、空の青さを表現したようなスカイブルーの色に存在感抜群の黒いバンドが特徴の熱帯魚です。

熱帯魚ショップの店頭にもなかなか並ばない入手が難しい熱帯魚ではありますが、私が飼育してわかった特徴や性格などの詳細を御紹介します。


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ブルーリボンテトラについて

原産地と国内での流通について

ブルーリボンテトラの原産地は、南米のブラジルになります。熱帯魚の故郷・原産地として有名なアマゾン川ですね!

「テトラ」というと、ネオンテトラやカージナルテトラ、グリーンネオンテトラなどがメジャーな小型カラシン科の熱帯魚を想像される方が多いかと思います。

実際に熱帯魚ショップで販売されているものも、多くが上記のメジャーなテトラ達ですね。

実はブルーリボンテトラは市場流通量が少なく、店頭で販売されていることがほとんどありません。

私はいつもお世話になっている熱帯魚ショップに足を運んだ時、たまたまブルーリボンテトラが入荷されており、珍しかったので即購入してしまいました。

インターネット通販でも販売数が少ない方なので、頻繁に入荷情報を確認したり、予約をすることが望ましいかと思います。

飼育環境について (水温・水質)

ブルーリボンテトラの飼育環境ですが、基本的にはネオンテトラ等の小型カラシン科と同じ飼育環境で問題ないです。

私自身、ネオンテトラやカージナルテトラと混泳をさせていますが、適正水質によって不具合が出たり、魚の調子が悪くなったこともありません。

水温は25℃前後、pHは6.5くらいで管理しています。一年間を通じてこの飼育環境です。

換水頻度は週に1回か2回、水槽の中の1/3の量を換水していますが、換水による水質変化について健康状態に与える影響も少ないです。

初心者の方でも、特に難しい水質管理は無いかと思います。

体の色や特徴について

ブルーリボンテトラの見た目の特徴は、何と言っても体側に入っている黒いバンドの模様と背中にかけて青く染まった色ですね。

「テトラ」と言うと、ネオンテトラやカージナルテトラの様にギラギラと輝く体を想像されるかもしれませんが、ブルーリボンテトラは輝くような体ではなく、鮮明な水色という表現が適切かと思います。

決してネオンテトラの様な華やかさは無いのですが、水草や流木に対しても映えるスカイブルーと黒いバンドを持つので、水槽の中でも存在感ある熱帯魚になります。

また、下でも紹介しますが、飼育を続けて餌をしっかり食べさせることで青色がより鮮明に美しく仕上がるという特徴もあります。

ブルーリボンテトラはネオンテトラより一回り大きい

ブルーリボンテトラの大きさですが、ネオンテトラよりも一回り大きな体を持っています。

ネオンテトラは大きく育っても4cm~5cmくらいですが、ブルーリボンテトラは成魚になると5cm~6cmくらいに大きく育ちます。

他の小型カラシン科の熱帯魚よりも体高も大きくなるので、ブルーリボンテトラは小型カラシン科の熱帯魚には見えないような存在に思えます。

下の写真はレッドファントムと一緒に写っているのですが、レッドファントムは比較的体高がある小型熱帯魚なのですが、そのレッドファントムに比べても体高が同じくらいであることがわかります。


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他の魚との混泳可能だが同種同士で追いかけまわす

水槽の中での様子について

私が飼育しているブルーリボンテトラは、60cm水槽の中でネオンテトラやカージナルテトラ、上で紹介したレッドファントム等の小型熱帯魚と混泳をさせています。飼育数は3匹です。

その環境の中では、他の熱帯魚を追い回したり、ちょっかいを出すことはありません。

ただ、動きが他の魚に比べると俊敏なので、60cm水槽の中を縦横無尽にロケットの様に駆け回ることがあり、ネオンテトラが驚いてしまうことがありますね。

動きが早く水槽内を走り回るので、水槽は60cm以上で水深もある程度あるような飼育環境がおすすめです。

これ以外の点は、他の熱帯魚との混泳の観点では特に気になるところはありません。

ブルーリボンテトラ同士での小競り合いは頻繁

上で他の熱帯魚との混泳は問題ないと記載したのですが、実はブルーリボンテトラ同士での小競り合いが頻発します。

他の種類の熱帯魚には敵対心が無いのですが、同種のブルーリボンテトラ同士では追い回したり、縄張り争いの様な小競り合いが頻発します。

お互いを傷つけあうようなレベルで喧嘩をしているわけでは無いので、特に対策はせずに飼育しています。ただ、水槽内で小競り合いを見るのが嫌な方には、ブルーリボンは1匹だけを水槽に入れるという手段を取ったほうがいいかもしれません。

現在、3匹を飼育していますが、やはり最も体が大きなブルーリボンテトラがボス的な存在になり、他の2匹を追いまわすような環境になっていますね。傷つけあうような危機的な状況になったら、水槽を分けようかと思います。

2021/02/19追記 混泳させている魚に対して攻撃的な面が見えてきた

上ではブルーリボンテトラ同士での小競り合いが見えていることを記載しました。

その後、飼育していた3匹のブルーリボンテトラのうち、2匹がお星様になってしまいました (1匹は水槽から飛び出し、もう1匹は原因不明) 。

そして、水槽の中にブルーリボンテトラが1匹だけになりました。

すると、そのブルーリボンテトラはアフリカンランプアイやレインボーフィッシュなどを追い回すようになりました。

同じカラシン科のカージナルテトラは追い回されることは少ないのですが、自分の見た目と異なる魚に対して攻撃的になりました。

そのため、上では他の種の熱帯魚との混泳は問題なさそうと記載したのですが、混泳には注意が必要と言わざるを得ませんね。

餌には少しうるさいかもしれません

ブルーリボンテトラを飼育してみると、与える餌の種類には気を遣う可能性があるなぁ…と感じる場面がありました。

いつもは、粒形が0.5mm以下の小さなサイズの人工飼料を与えているのですが、その餌の中でも特に小さな粒形の餌を選んで食べているようなところがあります。

飼育している3匹全てにその傾向が見られます。

ネオンテトラやカージナルテトラは少し大きな粒形の人口飼料も口に含んで食べるのですが、ブルーリボンテトラは確実に口に入ってあっという間に飲み込めるような粒形を選んで食べています。

そのため、ブルーリボンテトラを飼育する際には、粒形の小さな人口飼料を用意しておく方が安心かと思います。

冷凍赤虫については、どうも好物のようで少し大きくても頑張って口に入れているので、安全を見るなら冷凍赤虫も用意しておいた方が無難かもしれませんね。

私は人口飼料と冷凍赤虫を両方与えるようにしています。


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飼い込むことで青色が鮮やかになります

ブルーリボンテトラを購入した熱帯魚ショップのスタッフの方に「ブルーリボンテトラは飼育期間が長くなると色が美しくなりますよ」と言われたのですが、確かにその効果が表れてきました。

下の写真は購入当時と飼育期間3カ月が経過した時の写真の比較をしています。

購入当時は、青色がくっきりせずに薄いブルーで、黒いバンドも薄れたような状態でした。しかし、3カ月経つとブルーが鮮やかになり、黒いバンドもくっきりとしてきました。

与えている餌を特殊なものにしているわけでは無いので、水槽内の環境に慣れて本来出るべき色が鮮明に出てきた証拠だと思います。

これだけ青色が鮮明になると、水草の水槽の中でも存在感が抜群になり、泳ぐ姿が一層綺麗になりますよ!

この記事のまとめ

この記事では、少し珍しい小型カラシン科の熱帯魚「ブルーリボンテトラ」を飼育してわかった特徴や性格などの詳細を御紹介させていただきました。

熱帯魚ショップの店頭でもなかなか出会うことが出来ない熱帯魚ですが、珍しい熱帯魚を飼育してみたいかたにはお勧めの魚です。周りの人が持っていない魚を飼育してみたい方にもお勧めできます。

飼い込むほどに美しく仕上がるスカイブルーの色、そして黒く仕上がるバンドは水草水槽の中でも存在感がある熱帯魚になります。

もし熱帯魚ショップでブルーリボンテトラに出会えたら、お家に連れて帰って飼育してみてはいかがでしょうか!?