ダイワ・REGAL遠投モデルのレビュー

ダイワから発売されているコストパフォーマンスが高い釣り竿シリーズ「REGAL」。

フカセ釣りに使用する磯竿から、遠投モデルまでラインナップされており、釣具店で見たことがある方も多いかと思います。

誰にでも扱いやすい設計になっており、釣りの初心者からベテランさんにまで愛されているモデルです。

今回の記事では、REGALシリーズの中にある遠投モデルについて、各部の詳細や筆者が実際に使用してみたレビューを紹介したいと思います。

今後、REGAL・遠投シリーズの購入をお考えの方に、少しでも御参考になれば幸いです。


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ダイワ・REGALシリーズについて

REGALシリーズは釣り具のダイワが発売している釣り竿のシリーズで、冒頭で述べたように、磯竿モデルと遠投モデルがあります。

REGALシリーズのダイワの公式HP ⇒ こちら

磯竿としては1.5号-4.5mから3号-5.3mまで合計で6種類、遠投モデルは3号-4.5mから5号-5.3mまで、合計で5種類をラインナップしております。(2023年1月現在)

これだけ幅広いラインナップがあるため、堤防でのちょっとした釣りから浜辺での遠投釣り、フカセ釣り等の磯釣りまで幅広く対応しているシリーズであると言えます。

また、価格帯も比較的低く設定されており、最も安価な1.5号-4.5mで定価13,500円、最も高価な遠投モデル5号-5.3mで定価19,900円です。

全てのラインナップが1万円台で揃えられており、下でも紹介する性能や使いやすさを考えると、非常にコストパフォーマンスが高いシリーズであることは間違いないです。

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REGAL遠投モデルの各部の詳細

続いて、REGAL遠投モデルの各部の詳細を紹介したいと思います。

今回は遠投モデルの一つである3号-4.5mを例に取って紹介します。

下の写真がREGAL 3号-4.5mの箱 (購入時の箱) ですが、「3-45遠投」と記載されています。これが、3号-4.5mを意味しています。

まず、リールをホールドする部分ですが、遠投シリーズにはリールをがっちりとホールドできるように、次の写真の様なパイプシートが採用されています。1万円くらいの釣り竿に採用されている場合が多いタイプのパイプシートです。

私自身は、この竿にダイワのレブロス3000番を装着して使用していますが、1日使ってもガタついたりすることは無いので、かなり信頼感のあるものかと思います。

また、ガイドはハードガイドです (下の写真参照) 。

1万円台のモデルですので、高価なSiCガイドは装着されていません。

ただ、このハードガイドは、ナイロンライやPEラインを滑らかに放出してくれるので、飛距離の面では全く問題無いですよ。

また、トップカバーについては、磯竿で主流のバー付きトップカバーでは無く、通常のトップカバーが採用されています。

遠投モデルということで、ガイド一つ一つの径が大きいので、糸を通すのに苦労はしないと思います。

次の写真は、持ち手の部分になります。

滑りにくいように、少しザラザラした加工が施されています。

また、握り手の部分にはダイワマークもしっかり入っています。

実際に、この持ち手の部分は濡れ手で触っても滑りにくいですし、魚がかかった時に脇に挟んでも扱いやすいと感じています。


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REGAL遠投モデルはこんな釣りにお勧め

ここからは、REGAL遠投モデルでは、どんな釣りが楽しめるかを紹介します。

実際に筆者がREGAL遠投モデルでやった事のある釣りになります。

① カゴ釣り

実際にREGAL遠投モデルを使用している方の中には、「カゴ釣り」を楽しんでいる方が多いのではないかと思います。

オキアミをカゴに入れて遠投し、深場にひそんでいる真鯛やイサキ、グレなどを釣る手法です。

カゴ、オモリ、ウキの重さがあるため、一般的な釣竿では投げることが出来ませんが、遠投モデルの強さがあれば、竿が折れる心配なくカゴ釣りを楽しむことができます。

(ただし、遠投モデルの号数に適合した重りを使用する必要があります。)

3号-4.5mモデルでの例ですが、45cmクラスの真鯛や35cmクラスのグレを釣っていますが、魚にパワー負けすることは無く、安心して魚とのやり取りを楽しむことができています。

普段、0号~1号の磯竿を使用してフカセ釣りをしているのですが、3号の竿の強さが身に染みて分かります。

② 飲ませ釣り

2つ目は、メジロやブリを狙った「飲ませ釣り」です。

飲ませ釣りの仕掛けは、釣り人それぞれにやり方があると思うのですが、私は0.8号のオモリを使用しているので、REGAL 3号-4.5mであれば楽々投げることができます。

また、メジロクラスであれば、少し焦ることはありますが、その引きを楽しむこともできています。

80cm以上のブリになると、やはり上位モデルの強い竿の方が安心感が強くなると感じます。

③ サビキ釣り

3つ目は「サビキ釣り」です。

これは書くまでも無いかと思いますが、堤防のサビキ釣りから遠投のサビキ釣りまで問題無く対応できます。

(足元のサビキ釣りであれば、REGALよりも更に安価な釣竿でも問題無いのですが…)

30cmクラスのサバ、25cmクラスのアジなど、サビキで狙える良型の魚には全て対応できます。

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④ 砂浜でのキス・コチ釣り

4つ目は砂浜でのキスやコチを狙った釣りです。

砂浜での釣りは、遠投できる距離が釣果に直結することが多いので (探る範囲が広がる) 、ジェット天秤を遠くまで飛ばしたいという方も多いかと思います。

私自身、初夏のキス釣りを毎年楽しんでいますが、ジェット天秤で70m~80m程度は飛ばしています。

サーフでの釣りのプロの方々は200mくらい飛ばす方もいらっしゃいますが、そこまではさすがに投げられません。

ファミリーフィッシングでの砂浜での釣りであれば、80mも飛ばせれば十分かと思います。

⑤ 堤防での五目釣り

ここまでの紹介で分かる通り、REGAL遠投は非常に釣りの幅が広い釣り竿です。

そのため、一つの釣りに特化して使うよりも、様々な釣りに流用してしまう方が活躍の場面が増えると思います。

最後に紹介する「五目釣り」は、その典型例かと思います。

特にターゲットを決めずに、休日の午後に海に向かって仕掛けを投げてのんびり釣りをする…

そんな時に本当に役立つ釣り竿だと言えます。

東京や大阪のような大都会であっても、海まで行けば、そこには色々な魚がいます。

カサゴ、メバル、アジ、サバ、ハゼ、ベラ、カワハギ … 誰でも簡単に楽しめる堤防の釣りがたくさんあります。

それら全てに対応してくれるのがREGAL遠投モデルの素晴らしさだと実感しています。

釣りを始められる方に最適な1本の竿です(個人的な意見)

釣りを始める時、誰もが釣り道具屋さんやインターネット販売で釣竿を購入するかと思います。

その際によく耳にするのが「最初だから一番安い竿で…」という考えです。

確かに、1年に1回だけ堤防でサビキ釣りをするのであれば、3,000円くらいの竿・リールのセットを買えば良いかと思います。

しかし、釣りを継続して楽しむのであれば、最初から10,000円台のしっかりとした釣竿を購入しておくべきだと思います。

私の経験ですが、3,000円の釣り竿は、海釣りに2~3回行くとガイドに錆が発生するものが多くあります…。また、ガイド自体が弱く、道糸を傷付けてしまうような製品もあります。

3,000円の釣り竿でメジロをかけた方が、メジロの強い引きで竿を折られてしまった瞬間を目の前にしたこともあります。

REGALのような10,000円クラスの竿というのは、そういった心配事がある程度無くなる品質を持った竿だと思います。

釣りを始めてみようと思われたら、REGALと同じくらいの品質を持った釣竿を購入することをお勧めします。


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この記事の終わりに

この記事では、ダイワから発売されているREGALシリーズの遠投モデルについて、その詳細やおすすめの釣り方等を紹介させていただきました。

REGALシリーズは、ダイワのコストパフォーマンスが高い海釣り用の竿として有名で、全シリーズが定価10,000~20,000円でラインナップされています。釣具店やインターネット販売であれば、定価よりもさらにお安いお値段で購入が可能です。

また、遠投モデルは少し重いオモリを使った釣りにも対応しているため、カゴ釣り・飲ませ釣り・サーフでの釣りなどに幅広く対応しているのが嬉しいポイントです。

遠投モデルが1本あれば、様々な場面で活躍してくれるのは間違いないです。

私個人としては、これから釣りを始められる方に強くお勧めしたい釣り竿です。

それでは!

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