釣竿が破損!交換用パーツの検索と注文方法 -ダイワ編-

釣り道具のトラブルで最もショックが大きなものの一つ … それは釣り竿の破損ではないでしょうか … 。

・車のドアに穂先を挟んで折ってしまった

・根がかりした際に無理やり引っ張って竿が折れてしまった

・経年劣化で老朽化して破損に繋がった

・子供が釣竿を踏んで折れてしまった

釣竿破損の理由は様々ですが、大事に使っていた釣り竿が折れてしまうと、楽しい釣行も辛い思い出になってしまいます。特に高価な釣竿になると、お財布へのダメージも相当なものになりますよね。

釣竿が折れてしまうと新しいものへの買い替えを検討しがちですが、ダイワ・シマノ・ガマカツ等の有名メーカーの場合、破損した部分のパーツを取り寄せることで釣竿を修理することができます。

その場合、新しい釣竿に買い替えるよりも安価に済ませることも可能になります。

ただ、釣竿に限ったことでは無いですが、製品のパーツ検索は頻繁に行うことではないので、どのようにパーツ検索して適合するものを探せばよいのか迷います … 。

(私自身も、初めて穂先を破損した時は、どうやって修理するのか…修理できるのかがわかりませんでした…。)

この記事では、ダイワの釣竿について、破損してしまったパーツの検索方法やパーツ注文方法についてまとめてみました。

ダイワの釣竿を修理される予定の方に、少しでも御参考になれば幸いです。


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穂先が破損してしまった磯竿

さて、今回この記事を作るきっかけになったが、下の写真の破損した磯竿 (ダイワ 波濤 2021 1-53) です。

2022年の初夏の釣行の際に破損してしまいました。

淡路島にグレを釣りに行った時の事ですが、ウキが気持ちよく沈むアタリがあったので、糸ふけを取って合わせたのですが、それが運悪く穂先でライントラブルをしているタイミングでした。

ライントラブルしている事に気付かず、ラインが穂先に絡んだ状態で糸ふけを取ったため、穂先が過度に曲がり、さらに力強くあわせたため穂先が折れました…。

それに加えて、穂先が折れたタイミングで道糸が切れてしまい、トップガイドとその下の1番ガイドもが海に落ちてしまいました。

約15cm程度穂先が失われたため、使い勝手が悪くなりますので、穂先とガイド2つを注文することになりました。

ダイワのパーツ検索でパーツを検索する

それでは、ここからはダイワのパーツ検索システムで交換用のパーツが存在するのか確認する作業を行っていきます。

パーツ検索システムの中に、交換用のパーツがあれば注文して取り寄せることが可能です。

① ダイワのパーツ検索システムにアクセス

まず最初に、ダイワのパーツ検索システムにアクセスします。

下にリンクを張っておきました。

ダイワ・パーツ検索システム

私自身、このパーツ検索システムを使うことが初めてだったのですが、それほど難しい作業は無く、簡単に検索することが出来ます。

② 破損した釣竿の製品コードを入力

多くの釣竿の場合、その釣竿の製品コードが釣り竿の本体部分に記載されています。

その製品コードを製品検索欄に入力します。

下の画像は、今回破損したダイワ・波濤 2021 1-53の製品コードとなっています。

正確に製品コードが入力できていれば、該当製品の検索結果が現れるので、そのリンクをクリックします。

③ 釣竿に使われているパーツ (製品コード) を確認

釣竿が検索できると、次の画像に示すように、その釣竿に使用されているパーツの一覧が出てきます。

今回破損した磯竿の修理ですが、上の画像で赤線を引いた「穂先」、「トップガイド」、「1番のガイド」の3つを注文します。

上の画像では、No.1が取り換え用の穂先、No.2がトップガイド、No.3がトップガイドの下の1番ガイドとなります。

これらの取り換え用パーツの製品コードが記載されていますので、この製品コードをメモして販売店に取り寄せを依頼します。

どのパーツに該当するのかが不明な場合には、この一覧表を持って近くの釣具店に相談してみてください。

また、各パーツの販売価格 (税込価格) も表示されていますので、修理に価格費用の概算もわかります。

当たり前ですが、ハイグレードの釣り竿になるほど、各パーツの価格も上がります。

今回修理する波濤はミドルクラスの釣り竿なので1番の穂先が7000円くらいですが、定価10万円クラスの磯竿になると、1番の穂先だけで1万5000円くらいの価格です … 。(その1万5000円があれば、比較的良い釣り竿が1本買えますよね … 。)

もし、そのパーツが生産終了している場合には、右側の特記事項欄に「生産終了」と記載がされます。生産終了の場合には正規の交換パーツが手に入らないので、正規品では無いものを自身で探すか、新しい竿に買い替える等の対応が必要です。


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パーツの取り寄せを近くの販売店へ依頼

必要なパーツが見つかったら、パーツの取り寄せを近くの販売店に依頼します。

(上で検索した製品コードがあると、販売店での依頼時もスムーズになるかと思います。)

ダイワのパーツが取り寄せられる販売店は、以下のリンクから確認することができます。

ダイワ販売店一覧 (パーツ取り寄せ)

今回は家の近所にある大型釣具店にパーツの取り寄せを依頼しました。

また、修理については、ダイワのスポーツライフプラネッツへ直接依頼することもできます。

個人的には、近くの販売店で取り寄せた方が、ショップ店員さんにも確認してもらえるので安心かと思います。(私自身、竿の修理の時には、近くの販売店で確認してもらってから注文しています。)

交換用パーツの取り寄せは販売店への依頼が安心

釣竿に限らず、インターネットで注文した方が、店舗販売に比べて安く製品を入手することができるというのは有名な話です。

インターネット上で最安値で販売しているネットショップを見つけることで、同じ製品をより安く入手することができます。

しかし、個人的に経験していることですが、釣竿のパーツの場合には、そうならない場合が多いです。

釣竿の交換部品・パーツを取り扱っているお店は限られており、パーツ (特に正規品のパーツ) によってはインターネットで販売されていないものが多いです。

そのため、基本的には販売店を通じて各メーカーから取り寄せることになります。

インターネットが普及した時代ではありますが、釣竿のパーツの様な特定パーツの場合、販売店やメーカー直営の修理店への依頼が安心です。

今回修理を行った磯竿のパーツ (穂先) ですが、楽天市場で販売されているお店が1店舗だけありました。しかし、メーカー定価が6,930円のところ、その楽天市場のお店では8,000円でした。

ネットの方が価格が上がっているんですよね。

こういう時、街の販売店って大事だなぁ…と感じます。


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おわりに -無事に修理が完了-

本記事では、ダイワの釣竿が破損した場合に、交換用のパーツがあるのかの確認方法、そしてパーツの取り寄せ方法について紹介させていただきました。

釣り竿の破損は、釣り人であれば多くの方が経験されるトラブルだと思いますが、有名メーカーの釣竿 (数万円以上) の場合、交換用のパーツを取り寄せて修理することが可能です。

古いモデルは交換用パーツが生産終了している場合が多いですが、発売から5年程度のモデルであれば交換用パーツが手に入りやすいです。

また、磯竿の穂先はとても折れやすいパーツのため、もしもの時に備えて、交換用に1つストックしておくのもお勧めです。(特に長く使い続けたい場合は、穂先を1本買っておくと安心ですね。)

今回破損してしまった磯竿ですが、1週間程度で交換用パーツが届いて、釣具店の店員さんが無料で交換作業を実施してくれました。インターネット販売ではなく、街の釣具店さんを大事にしていて良かったと実感できた時でもありました。

それでは!