【淡路島】浦県民サンビーチでキス釣り!

大阪から神戸にかけての海岸線には、所々に防波堤やベランダと呼ばれる釣りができる場所が点在しており、様々な釣りを楽しむことができます。

大阪・神戸という大都会に隣接した海岸線ではありますが、防波堤からサビキで狙うアジやイワシ、そして探り釣りでのガシラ釣りなど、子供でも簡単に釣れる魚が多いです。

しかし、阪神間の釣りでなかなか目にかかれないのが「キス」です。

少ない数であれば神戸の須磨海岸でも釣ることが出来ますが、1日に20匹以上釣るのは相当運が良くないと難しいです…。

そのため、キスの数釣りを楽しもうとすると、淡路島や和歌山県の方まで行かないといけないのが現実かと思います。

この記事では、関西でキスの数釣りが楽しめる淡路島の「浦県民サンビーチ」を紹介します。

海岸から突き出た防波堤に転落防止の柵もあるので、ファミリーフィッシングにもお勧めのポイントですよ!


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浦県民サンビーチへのアクセス・周辺情報

まず最初に、浦県民サンビーチの情報・アクセス方法などを記載しておきます。

海水浴場開設時には釣りができない事や、駐車場事情など、釣行前に確認すべきことを挙げておきます。

神戸淡路鳴門道の「東浦IC」を下りて直ぐ

浦県民サンビーチは淡路島の北の「浦 (地名です) 」にある砂浜になります。

環境省が選定している「快水浴場100選」にも選ばれており、とても美しい砂浜が広がるビーチです。

海水の透明度も高く、大阪湾に面した海であることを忘れてしまうくらいです。

浦県民サンビーチへは基本的に車で行かれる方が大多数かと思いますが、下にgoogle mapを載せておきます。

神戸淡路鳴門道の東浦ICを下りて、東へ5分で到着するので、高速道路からのアクセスはとても良いです。

駐車場はコインパーキングが利用可能です

浦県民サンビーチの駐車場は、道の駅の隣にあるコインパーキングを利用します。

下の地図にある「P」の位置にコインパーキングがあります。駐車料金は1日500円ですので、釣りで浦県民サンビーチを利用される方は、こちらのコインパーキングを使うようにしましょう!

道の駅にも駐車場がありますが、道の駅の利用者のための駐車場になるので長時間の駐車はできません。

また、浦県民サンビーチの周辺道路は決して広くないため、路上駐車もできません。

地元の方に迷惑のかからない、マナーの良い釣行を心掛けていきましょう!

【注意!】海水浴場が開かれている間は釣りができません

浦県民サンビーチは、海開きが行われると、多くの海水浴客で賑わいます。

そして、海水浴開設と同時に砂浜での釣りができなくなります。

夏の間もキス釣りの良いポイントなのですが、釣りに行かれる前に海水浴場開設状況はしっかりと事前確認しておいてください。

浦県民サンビーチのトイレと周辺のお店情報

浦県民サンビーチは、海水浴場開設時には併設された公衆トイレが利用できるのですが、釣りが可能な期間は海岸のトイレが利用できません。

そのため、下の写真の道の駅にあるトイレを利用させていただきます。

釣り場からは徒歩で約5分程度かかりますので、お子さんのトイレは余裕を持って連れて行ってあげるようにしてください。

また、道の駅には自動販売機がありますし、売店では食べる物を調達することができます。

道の駅ということで、淡路島の野菜がとてもお安く販売されているので、釣りの帰りに買って帰るのもありです!

浦県民サンビーチのキス釣り場について

浦県民サンビーチのキス釣り場ですが、砂浜の中央部分に突き出たところがあります。

下のgoogle mapの航空写真でも確認ただけますが、沖に向かった突き出た部分があります。

この場所の実際の写真が次の写真になりますが、足元がしっかりと護岸されており、転落防止の柵も設置されています。そのため、小さなお子さんがいても安心かと思います。

ただし、この護岸の両端は石畳になっており、そこには柵が無いので、その場所だけは注意が必要です。

混雑具合についてですが、「浦県民サンビーチ」とビーチに隣接する「浦港」は、有名な人気ポイントだけあって、釣り人の数は多いです。

神戸の大蔵海岸や神戸港のベランダの様な混雑では無いですが、それでも広々とした釣り場を独り占めできるほど空いているわけでもありません。


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2021年6月中旬のキス釣果紹介

では、実際の釣果を紹介したいと思います。

2021年6月中旬に、浦県民サンビーチでキスを狙った結果です。

朝の9時に現地に到着して、13時くらいまでの4時間の釣行となります。子供2人と竿を2本出してみました。

6月中旬ということで、キスが釣れ始める季節となり、まだサイズは小さいです。一番小さなもので10cm、最大サイズで20cmのキスとなります。

しかし、数がたくさん釣れるので子供も釣りに飽きることなく4時間の釣行を楽しむことが出来ました。

合計で25匹のキスを釣り上げて納竿としました。

また、浦県民サンビーチはキス以外にもサイズの小さなコチ (テンコチと呼ばれるコチです) が大量に釣れます。

釣れた数で言えば、キスの数よりもテンコチの数の方が確実に多いです。

下の写真がテンコチになりますが、6月の釣行では大きさが10cm程度のものばかりです。

サイズは小さいですが、ハゼも浦県民サンビーチのサーフで釣れています。

まさに砂地に棲む海のターゲットの宝庫と言えるかと思います。

ここにカレイやヒラメが入ってくれれば、もう言うこと無しですね!

浦県民サンビーチでキスを確実に釣るためのヒント

浦県民サンビーチでキス釣りをしてみて、数を釣るために大切だと思うことがいくつかありました。

以下に特に感じた3つの点を紹介しておきます。

① 最低でも30m以上遠投すること

まず最初に、遠投する距離です。

サーフでの釣りになるので、遠投が基本になるのですが、上で紹介した浦県民サンビーチの釣り場でも遠投しないとキスが釣れないです。

足元に近い位置には、ベラが多く生息しているため、10mから20m程度の遠投の飛距離ではキスを釣るのは難しいです。

近場にもキスはいるかもしれませんが、ベラの猛攻に合ってキスが釣れないです…。

実際、私が50m以上の遠投をするとキスが釣れるのですが、子供に仕掛けを投げさせて10m程度の遠投では釣れるのがベラばかりでした。

そのため、ファミリーフィッシングでキスを狙う場合には、お父さんが遠くに仕掛けを飛ばせるように頑張ってください!

② 釣れなくなったら少し場所を移動する

次の点は釣る場所の点です。

浦県民サンビーチだけではないですが、キスは同じ場所に仕掛けを投げ込んでいると、どうしても釣果が伸びない傾向にあります。

キスがそこまで行動範囲を広く持たないためなのかと思います。

そのため、キスが釣れなくなったら、仕掛けを投げ込む位置を変えたり、少し場所を移動して釣るという方法がお勧めです。

上で紹介した2021年6月の釣行でも、キスが釣れなくなった時に釣る場所を変えたら再び釣れるようになりました。

キスのあたりが遠のいたら、場所変えをしてみても良いかと思います。

③ 昼間の釣りなら石ゴカイがお勧め

上記で紹介した2021年6月の釣行の際ですが、石ゴカイと青イソメの両方を用意していました。

両方の餌を使ってみて感じたことですが、青イソメだと餌自体が少し太くなるため、キスの口に上手く入らず針がかりが悪い傾向がありました。

キスのサイズが大きくなれば少し大きな針に青イソメを使っても釣れるかと思いますが、初夏から8月までのキスは少しサイズが小さいので、魚のサイズに合わせて餌と針の両方を変更していきましょう!


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釣れたキスは天ぷらで美味しくいただきました!

キスと言えば天ぷら!

夏の浜辺での釣りは、キスのてんぷらを食べるために行くようなものです(笑)

今回釣ったキスも、全て天ぷらで美味しくいただきました!

少しサイズは小さいですが、キスはキスです!

キスの天ぷらを食べると、暑い日中を我慢してでも、サーフで釣り竿を振りたくなります。

この記事の終わりに

この記事では、淡路島の浦県民サンビーチでのキス釣りを紹介させていただきました。

冒頭で「阪神間では1日に20匹以上のキスを釣ることは難しい」と紹介させていただきましたが、淡路島まで足を延ばせば、それなりにキスの数釣りを楽しむことができます。

浦県民サンビーチだけではなく、洲本港や炬口漁港などでもキスの数釣りは楽しめます。

キスは夏の暑い時期に釣れる魚ですが、熱中症に注意を払いつつ、海釣りに出掛けてみてはいかがでしょうか?

また、下の記事では浦県民サンビーチの少し北側にある岩屋港でのファミリーフィッシングも紹介しています。