【淡路島・津名港】エビ撒き釣りで黒鯛と鱸を狙う!

瀬戸内海最大の島・淡路島。

大坂湾奥に比べると透明度の高い海に囲まれており、その綺麗な海で釣りをするため、年間を通じて多くの釣り人が訪れる島でもあります。

毎週末、防波堤が釣り人で埋め尽くされる神戸側の防波堤とは違い、淡路島に渡ればとてものどかに釣りが出来る … そんなメリットもあります。

また、淡路島には様々な観光スポットやグルメスポットがあるため、観光ついでに釣りを楽しむことができるのも嬉しいポイントです。

この記事の中では、淡路島の有名な釣りスポットの一つである淡路市の津名港を紹介したいと思います。

車を横付けして岸壁から釣りを楽しむことも出来るため、ファミリーにも人気の釣りスポットですが、実は大物狙いも楽しめるポイントでもあります。


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淡路島・津名港の釣り場について

まず最初に、津名港の情報を紹介しておきたいと思います。

アクセス方法や釣り場の状況など、2022年4月に訪れた際の情報としてお伝えします。

場所とアクセス方法について

まず、津名港の場所ですが、淡路市にある生穂新島にある港となります。

下のGoogle Mapに場所を載せておきます。

神戸淡路鳴門自動車道の「津名一宮IC」を下りて、海へ向かって約15分程度で到着です。

神戸からですと、阪神高速から神戸淡路鳴門自動車道へ入り約1時間半程度で到着しますので、比較的アクセスしやすい場所だと思います。

また、釣り場からすぐの場所に無料の駐車場もあり (下の写真) 、とても便利です。15台は駐車できるスペースがあります。

沖向きはテトラ帯で湾内は足場の良い釣り場

津名港の釣り場は、大きく分けて2つです。

一つは沖向きのテトラ帯、もう一つは港の岸壁の釣り場です。

上のGoogle Mapにあるように、津名港には突き出した堤防があり、その沖向きには次の写真の様にテトラポットが敷き詰められています。

このテトラ帯の足元は、水深が約2mで10m沖にでも3m程度しかありません。

ですので、遠投をしないと釣果は厳しいと思われます。テトラポットの穴釣りも出来そうですが、夏から秋のシーズンでないと釣果は厳しそうな感じがします。

また、内向きの港側は次の写真の通り、足場の良い岸壁になっています。ここは、釣り場のすぐ後ろに駐車できるため、多くの方が車を横付けして釣りを楽しんでいましたよ。

足元のサビキ釣りや飛ばしサビキをしている方が多かったです。回遊魚が回る時期になったら、楽しい釣りになりそうですね!

公衆トイレもありファミリーフィッシングでも安心

子連れでのファミリーフィッシングでの困りごとの一つがトイレの確保…。

私も子供を連れて釣りに行くときには、まず最初にトイレの場所を探します。

津名港に関しては、釣り場からすぐの場所に公衆トイレがあります。

下のGoogle Mapに示す場所になりますが、釣り場のすぐ隣りになります。

トイレの写真も撮ってきたので、下の写真に載せておきますね。比較的綺麗なトイレでしたので、女性・子供でも安心かと思います。皆さんで綺麗に使いましょう!

津名港の近くの釣具店について -シラサエビの調達-

次に、津名港の近くにある釣具店も紹介しておきます。

津名港のすぐそばに「シーバイト」さんがあります。

青イソメやシラサエビなどの活き餌も販売されており、店主の方もとても気さくな方で、その時の最新の情報を教えて下さいました。

高速の津名一宮ICから、津名港に向かう途中にあるので便利です。


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2022年4月初旬のエビ撒き釣りの釣果を紹介

それでは、ここからは2022年4月初旬に津名港でエビ撒き釣りした釣行記録を紹介します。

その季節ごとに釣り方は変わるかと思いますので、一つの参考例としてお考えいただけましたら幸いです。

ターゲットは、黒鯛 (チヌ) と鱸 (ハネを含む) です!

当日の気象・潮の条件について

釣行日 … 2022年4月9日 (土) 09:00-13:00

天気 … 晴れ

潮 … 小潮 (満潮が7時で、そこから下げ潮の中での釣行)

当日の最高気温 … 20℃

当日の海水温 … 13℃

湾内の水深は深く足元でも約8mありました

釣り座は、上で紹介した様に、湾内の岸壁にしました。

足元から竿2本分 (10m) の範囲で探ります。

水深を測ると足元で約8mで、10m先で約9mでした。

釣り座を構えた場所が、船着き場になるため、足元から水深がある場所となっていました。

これだけ水深があれば、足元でも様々な魚が狙えそうですね!

使用した仕掛けについてとシラサエビの撒き方

次に当日の仕掛けですが、エビ撒き釣りの一般的な仕掛けです。

ハリス (フロロ 1.75号) を1.5ヒロ取り、ウキは棒ウキ (ダイワ ベガスティック) の1.0号です。

ハリスの中間にG7のガン玉を1つ打ち、ウキ下は6m~8mで調整しました。

針はチヌ針1号で、道糸はPEラインの1号です。

餌は撒き餌と挿し餌ともに活きたシラサエビとなります。

シラサエビの撒き方ですが、水深が8mもあるので上撒きでは効率が悪くなります。そのため、エビ撒きボールを使用して水深6mの位置にシラサエビを撒いて魚を寄せました。津名港では、季節関係なくエビ撒きボールは必須アイテムだと思います。

4月初旬で上記の通り水温もまだ低いため、魚は底の方にいるのは間違いないので、底狙いの釣り方です。

約4時間の釣行で2匹のチヌをゲット!

釣り開始時にはウキ下を7mで探りをかけます。

津名港は水流が穏やかで、岸壁の足元ということで風の影響も受けにくく、とても釣りやすい状況でした。

しかし、30分経っても全くアタリも無いので、さっそく仕掛けを変更。

ウキ下の水深を8mまで深くして、ほぼ底を狙うような仕掛けに。

しかし、魚の反応は得られず、探る範囲を足元から10mの位置まで広くしていきました。

すると、お昼前になりゆっくりとウキが沈んでいく、明らかに何かの魚が餌を食べている反応が来ました。

満を持して合わせるも素バリ…。

ただ、魚からの反応は得られたので、即座に同じ位置に仕掛けを投入。

そして、直ぐに反応が出て、明確にウキが沈んでいきました。

しっかりと食わせて合わせると、力強い引き。明らかに黒鯛の引きで、上がってきたのは40cmの黒鯛でした。

食い気があった黒鯛だったようで、釣り上げると、口の中からシラサエビがたくさん出てきました。シラサエビをしっかりと撒いた効果が出たと言えますね!

1匹目が釣れた後は、再び静かな時間が流れます。

津名港は、とても静かな港で、おにぎりを食べながら置き竿をして2匹目を待ちました。

そして12時半を過ぎた頃、シラサエビが無くなりかけた時でした。

ウキが一気に海中に沈む強烈なアタリ!

慌てて合わせると、上がってきたのは45cmの良型の黒鯛です。

お腹がパンパンで、少しお尻が赤みを帯びていたので、のっこみ (産卵) の黒鯛ですね!

45cmというサイズに比例して、とても良い引きを楽しませてくれました!

この2匹目が釣れるタイミングで、シラサエビが無くなってしまったので納竿です。

残念ながら鱸とハネは釣れませんでしたが、2匹の黒鯛の顔を見ることができて、満足の釣行となりました。

次回は鱸を確実に仕留めたいと思います!

津名港に来たら「たこせんべいの里」にも寄っていきましょう!

さて、冒頭に記載の通り、淡路島には様々な観光スポットがあります。

その中でも、津名港に来たら寄りたい所が「たこせんべいの里」です!

津名一宮ICのすぐ近くにあるので、津名港で釣りをした帰りに寄っていくことが出来ます。

地図は下のGoogle Mapを参照ください。

「たこせんべいの里」という名前ですが、たこせんべいだけではなく、様々なせんべいを販売されており、試食も出来るので淡路市の人気観光スポットです。

入場は無料で、コーヒーが無料で飲めるのも嬉しいポイント!

特にタコを唐揚げにした「多幸」という商品が個人的に一押しです!ビールが欲しくなる逸品ですよ!


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この記事の終わりに

この記事では、淡路島の釣りスポットの一つである「津名港」を紹介しました。

神戸から高速で1時間半程度で到着するので、比較的アクセスの良い釣り場でもあるかと思います。

また、黒鯛や鱸の魚影も濃いことで有名で、2022年4月初旬の釣行では、エビ撒き釣りで黒鯛を2枚釣り上げることができました。

アジやサバなどの回遊魚が入ってくる時期になれば、ファミリーフィッシングでのサビキ釣りも楽しめそうな場所です。駐車場も公衆トイレもあるので、家族連れでも安心ですよ!

津名港の周辺には、テーマパークの「ONOKORO」もありますし、上記の「たこせんべいの里」もあり、釣り以外の観光も楽しめる場所です。

関西の釣り月の皆様、今週末、津名港への釣行を考えてみてはいかがでしょうか!?

それでは!