誰でも気軽に楽しめるファミリーフィッシングと言えば「ハゼ釣り」です。
ハゼは餌に対する警戒心がそこまで強くなく、食欲が旺盛なので、誰でも簡単に釣れる魚です。また、ハゼは白身がとても美味しい魚なので、夕飯のおかずにもなるというファミリーフィッシングのターゲットの定番ですね!
2020年11月初旬、温かな秋晴れの週末に、子供と一緒に武庫川の河口へハゼ釣りに行ってきました。武庫川の河川敷は広く、足場もしっかりしているので、小さな子供でも安心して釣りが楽しめます。
釣れるか心配だったのですが、子供も簡単に数を釣ることができ、夕飯の唐揚げで美味しくいただきました!
この記事では、家族で楽しむことができる武庫川のハゼ釣りを紹介します!
武庫川のハゼ釣りポイント
まず最初に、武庫川のハゼ釣りポイントの紹介と、車でアクセスされた際の駐車場について紹介しておきます。
阪神の武庫川駅があるので電車でも釣りに行けますが、荷物があるので車が最適です。しかし、意外にコインパーキングが少なかったりするので、事前にチェックしていってください。
ハゼ釣りポイントは阪神電車「武庫川駅」周辺より南
武庫川のハゼ釣りのポイントですが、下の図に記載の通り、阪神電車の武庫川駅の北側と南側になります。西側と東側の岸ともに、護岸整備されているので、どちらでも快適に釣りができます。
下の写真は、西側の岸から阪神電車の武庫川駅を見た所の写真です。
阪神電車が通過するのを見ながら釣りができますが、線路に近いと結構うるさいので、少し離れたほうが良いかもしれません。写真の通り、足場がしっかりと護岸されているので、釣りのしやすい環境です。
ちなみに、阪神電車の武庫川駅は、武庫川に架かる橋の上にある駅なんですよ!
駐車場は川沿いのコインパーキング
駐車場ですが、私は武庫川駅の西側で駐車場を探したのですが、駅の直近には駐車場がありませんでした。また、駅の周辺には路上駐車するような場所もありません。
武庫川駅の西側に兵庫医科大学病院があり、コインパーキングが利用でいるのですが、ここは病院利用者以外は駐車料が高いです!なので、使用しないようにしてください。
私が利用したコインパーキングは、阪神高速の下の比較的安いパーキングです。下のGoogle Mapに、おおよその位置を示しておきます。30分で100円、1日の最大料金1,000円くらいでした。
トイレやコンビニは無いので注意
今回紹介する武庫川のハゼ釣りポイントの一つのデメリットですが、近くにコンビニがありません!
ですので、事前に必要なお弁当や飲料は用意してきてください。武庫川駅の中のコンビニも使用できませんし、兵庫医科大学病院には入りづらいですし…。
また、近くに公衆トイレも見つけることができませんでした。
ですので、必要なものを揃えて、トイレも済ませて釣り場に向かうようにして下さいね!
釣り具の準備については、フィッシングマックスの武庫川店が近くにあります。
用意した釣り仕掛け・餌・釣り方
用意した仕掛けは、超簡単な仕掛けです。
ファミリー用のリールと竿がセットになった、いわゆるパックロッドを用意して、ハゼ専用の仕掛けを付けるだけです。今回はウキは使わずに、オモリと針だけのシンプルな仕掛けを使って、投げ込み釣りをしました。
ハゼ専用の仕掛けは、釣具店で200円くらいで売られているので、それをそのまま使用すればOKかと。仕掛け選びの注意点は、なるべく小さめの針を使うことですね。ハゼのサイズが大きければ大きな針でも良いのですが、サイズが少し小さいものも混じるので、少し小さな針を選ぶと確実です。
また、餌は石ゴカイを使いました。青イソメでも釣れると思いますが、青イソメの方が大きな餌になるので、ハゼの口に入りにくいことがあります。石ゴカイは比較的細い磯虫になるので、ハゼの様な比較的小さな口の魚でも食べやすくなります。
また、釣り方ですが、超簡単です。餌を付けて投げておくだけです。あとは、竿先に当たりが来たら合わせてつるだけです!
釣れたのはハゼとチチブ
釣りを開始して早々に、1匹目をゲット!
サイズは小さかったですが、とりあえず一匹釣れると安心ですね。
その後も、投げれるたびに高確率でアタリがあるような状態でした。サイズはちょっと小ぶりなものも多かったですが、釣れないよりはマシ!
サイズが小さいと、なかなか針にかからないこともあります。そんな時には、アタリがあっても直ぐに合わせず、5秒くらい待ってから合わせると良いですよ。魚が餌をしっかりと口の中に含んでくれるので、針にかかる確率が上がります。
下の写真はチチブですね。こちらもハゼの仲間で、身体が少し黒い魚になります。もちろん、食べることもできるお魚です。
約2時間半の釣行でしたが、子供と2人で釣りをして、約30匹のハゼとチチブを釣ることができました。
比率としては、ハゼが4割、チチブが6割くらいで、チチブの方が少し多かったです。もう少し河口に近い方で釣りをすれば、もう少しハゼの数が多くなるかもしれません。
釣れたハゼとチチブは唐揚げで美味しくいただきました
子供と釣りに行ったら、釣れた魚は一緒に食べたいですよね!?
ただ、川にいる魚はちょっと臭いが…という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ハゼやチチブは川魚特有の臭いがほとんど無く、料理方法によっては、美味しい白身魚としていただくことができます。
今回は、釣れたハゼとチチブを、下の写真の様に唐揚げにしていただきました。
唐揚げを作る時のポイントは、唐揚げ粉の中にニンニクを入れること。そして、頭を落として内臓は出すことです。
内臓は川魚特有の臭いの一つの原因となりますので、取り出す方が良いです。また、ニンニクによって、魚の臭いは消され、食欲をそそる味・香りになるのでお勧めです!ハゼやチチブは柔らかい白身魚になるので、唐揚げにぴったりの魚です。
また、サイズの大きなものは、3枚におろして背骨を取って食べたほうが食べやすいです。
「ハゼとチチブのどちらが美味しいか?」ですが、ハゼの方が美味しいですね。身の柔らかさとうま味が強い身がハゼでした。チチブは見た目が黒いので、少し食欲が湧かないところはありますが、唐揚げにすると十分美味しい白身魚ですよ。
この記事の終わりに
この記事では、武庫川で子供と一緒に楽しむハゼ釣りを紹介させていただきました。
武庫川の岸は、しっかりと護岸がされていますので、小さなお子さんでも安心して釣りを楽しむことができます。ただし、柵は無いので川に落ちないように注意は必要です。できればライフジャケットもお忘れなく!
ハゼとチチブの数が多く、2時間半で30匹くらいの釣果があり、夕飯の良いお土産になりました。
温かい秋の休日、家族で武庫川へファミリーフィッシングへ出掛けてみてはいかがでしょうか?!