マリンピア神戸の「さかなの学校」は親子で楽しめる施設

神戸のアウトレットパークとして有名な「マリンピア神戸」ですが、そのマリンピア神戸に併設された施設に「さかなの学校」があります。

関西在住の皆様は、ご家族でマリンピア神戸に行かれるかと思いますが、ショッピングだけではなく、さかなの学校でお魚を鑑賞してみてはいかがでしょうか?

淡水の水槽だけではなく、海水の水槽もあるので、様々な生物を見ることができます。水族館と言うには小さすぎますが、ショッピングの合間にお子さんを遊ばせる場としても有効活用できるかと思います。


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さかなの学校について

アクセス方法

さかなの学校は、マリンピア神戸に併設された施設のため、マリンピア神戸に来場されれば迷うことは無いかと思います。

住所と地図を以下に記しておきます。マリンピア神戸の奥の方に位置します。

〒655-0036 兵庫県神戸市垂水区海岸通12−4

マリンピア神戸へのアクセス方法としては、マイカーを利用する場合には阪神高速の若宮I. C. を降りて、西へ約20分くらいです。駐車場もマリンピア神戸を利用できるので、駐車場に困ることも無いです。

また、公共交通機関を使用される場合には、JRの垂水駅から無料バスが運行しています。マリンピア神戸の無料バスは、1時間に数本あるので便利です。

利用料金と営業時間

さかなの学校は利用料金は無料です。誰でも自由に利用することが出来ます。

営業時間は朝10時から夕方17時までになります。マリンピア神戸の営業時間よりも短いので注意してください。

また、利用は無料ですが、さかなの学校内での物販や各種ゲーム等は有料になっています。

本記事で紹介する水槽の見学については、無料になっているのでショッピングの合間に利用できますので、パパに子供の子守をお願いしてママが買い物をするなんてこともできますよ!

淡水水槽で飼育されている生体の紹介

日本淡水魚水槽ではアマゴも見れる

さかなの学校に入ってすぐの所にある、日本淡水魚水槽です。

日本の池や河川で見ることが出来る淡水魚が飼育されています。

とても日本人に馴染みの深い魚ばかりが展示されていますので、親しみを持って観察することが出来るかと思います。

飼育されている日本淡水魚は「銀鮒」「タナゴ」「カワムツ」「日本ウナギ」「アマゴ」などです。

びっくりしたのが「アマゴ」が泳いでいることです。

アマゴは水の澄んだ清流・渓流にしか住むことができない、日本を代表するような渓流魚です。一般的には水質を常に綺麗な状態に保っておかないといけませんし、水質だけではなく水温の管理も重要になります。アマゴだけではなく、カワムツも清流に住む魚です。

そのアマゴ・カワムツが飼育されているので、水槽の管理としてはかなり気を遣っておられるのかと思います。夏場は高水温を抑制するために、クーラーを使用したりして努力されているものかと思います。

熱帯魚で大人気のプラティ水槽

こちらの写真は、熱帯魚で有名なミッキーマウスプラティが飼育されている水槽です。

ミッキーマウスプラティは、尾ヒレの所に黒い模様があり、それがミッキーマウスに似ていることから、命名された名前です。しかし、ディズニーから正式に許可が下りているのかは定かではありません。

ミッキーマウスプラティは繁殖力が強く、オスとメスがいるとあっという間に子孫が増えていく熱帯魚としても有名です。オスとメスが1ペアいると、半年後には数十匹になっているということもあります。

私が音連れた時には、この水槽にも稚魚が多く泳いでいましたので、いつ行っても赤ちゃんのプラティが見れると思います。

もちろんいますよ!人気のザリガニちゃん

お子さんに大人気のザリガニです。

子供ってザリガニが大好きではないですか?私も子供の頃にはそうだったのですが、とても見た目がカッコいい生物なのが理由だと思います。

私がさかなの学校を訪れたときも、子供達が群がってザリガニを目で追っていました。同じ水槽にはアクアリウムでも有名な、水槽のお掃除屋さん「ヤマトヌマエビ」も泳いでいました。


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海水水槽で飼育されている生体の紹介

メイン水槽の円形水槽

こちらが海水水槽のメインとなる円形の水槽です。さかなの学校を入ったところに設置されているものになります。

やっぱり、大きな水槽は良いですね!アクアリストの一人として、大きな水槽を泳ぐ魚の姿にはいつも憧れます。

この水槽で飼育されている魚は、皆様の食卓でも有名な魚ばかりです。

「真鯛」「メバル」「アジ」「キジハタ」「メジナ」「カサゴ」「カレイ」「クロダイ」

どれも元気に泳ぎ回っており、一人で行ったらしばらく見てしまいそうです。

人気のカワハギ「馬面萩」

馬面萩って読めますか?

ウマヅラハギと読みます。

まさに馬の顔を連想させるような馬にそっくりな顔をしているカワハギのため、ウマヅラハギという名前になりました。

有名なお魚の博士である「さかなくん」が魚に興味を持った初恋のお相手としても有名な魚ですね!動きもコミカルでとても可愛い海水魚です!

迫力のドチザメ水槽

60cm水槽の中では少し狭いんではないか?と思えるドチザメの水槽です。

ドチザメは、ルックスはとても怖いんですが、実はとてもおとなしいサメです。

飼育環境下では、飼育に慣れてい来ると魚体に触れても驚いたり怒ることもなくなるくらい大人しいサメです。

さかなの学校では、さわることはできませんが、そんなドチザメも見ることができます。

見つけられる?カレイの水槽

砂の中に隠れるプロ…カレイです。

下の写真で、どこに隠れているでしょうか?

カレイの水槽では複数匹を飼育されているのですが、全てを見つけるのは大人でも難しいかもしれません。また、別の水槽では、カレイの赤ちゃんも飼育されていました。赤ちゃんは大きくなっていくので、見れる期間は限られているかと思いますが、見られたらラッキーです (下の写真が赤ちゃんカレイです)。

飼育期間5年の巨大伊勢エビ

さかなの学校の伊勢エビは、飼育期間が5年!

ということで、とても巨大に成長しています。90cm水槽で飼育されていましたが、その水槽一杯に広がる触角の長さです。

この水槽だけは、普通に水族館と同じレベルの生態の姿を見ることが出来ますね!

さかなの学校周辺の注意喚起

さかなの学校の周辺で楽しむときの注意事項が一つあります。

「トンビによる襲撃」が頻発しているので、食べ物を出さないようにしてください。

マリンピア神戸の周辺には垂水漁港もある関係もあって、野生の鳥が生息しており、トンビも複数匹空を周回している姿が見られます。

下の写真は、さかなの学校を出た所の写真なのですが、ベンチも合ってお弁当を食べたりするのにも適した場所ですが、ここで食べ物を出すと上からトンビが飛んできて食べ物を奪っていきます。

私もその瞬間に出くわしました…ベンチでお弁当を食べていたご家族を目掛けてトンビが襲来し、食べ物を足に掴んで飛び去っていきました。

この場所では、ジュースを飲むくらいなら良いですが、お弁当を広げるようなことはしないようにしましょう。


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明石海峡大橋の絶景も楽しみましょう!

さかなの学校があるマリンピアといえば、明石海峡大橋の絶景が見られる場所です。

明石海峡大橋は垂水と淡路島をつなぐ、日本が世界に誇る橋です。

特に夕方の時間には明石海峡大橋の向こうに沈んでいく夕日がとても綺麗ですし、夜の時間にはライトアップした橋も楽しむことができます。

さかなの学校を楽しんだ後、夕飯もマリンピア神戸で楽しみながら、明石海峡大橋のライトアップを楽しむのも、一つの楽しみ方かと思います。

おわりに

この記事では、アウトレットパークのマリンピア神戸に併設された「さかなの学校」を御紹介させていただきました。

水族館とまではいきませんが、無料で魚を楽しむことが出来る施設という意味では、とてもありがたい施設だと思います。

定期的に、魚に関するイベントも開催されているので、HPで確認してみて下さい。魚の放流体験なども開催されていますよ。