釣りで車を臭くしないための対策とアイテム -ファミリー向け-

週末に家族で楽しむファミリーフィッシング!

お手軽な堤防釣りでたくさんの魚が釣れると、子供も大喜びで楽しい週末になるのは間違いありません。

また、釣った魚が夕飯のおかずになれば、「食育」の観点でも子供の教育になり、親としては子供に本当に良い経験をさせてあげられますよね!

安価な釣り具セットも販売されておりますので、一度釣り具を揃えてしまえば、人気のレジャー施設を利用するよりも安価に休日を過ごすことも可能です。

それらの理由で、週末のファミリーフィッシングは根強い人気のレジャーですが…

釣りに付きものである「困り事」がありませんか?

釣りに行った後の「車内の臭い」です。

ファミリーフィッシングに行かれる際、多くの方が車で出かけると思うのですが、帰ってきたら車内に生臭さが残っていたり、1週間経過しても臭いが全く消えない場合が多々あると思います。

この記事では、釣りに行った際に車内の臭いを防ぐための対策について、実は見落としがちになっている点などを含めて紹介したいと思います。

釣りに行かれる前には、必ずチェックしていただき、車内の臭い防止にお役立てください。


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車内が臭くなる根本的な原因は「釣り餌」!

まず最初になりますが、車内が臭くなる根本的な原因は何か御存じですか?

釣りに行ったときに生臭く感じる物が全て該当するのですが…例えば、

・釣れた魚の臭い

・釣り餌の臭い (撒き餌を含む)

・海の海水の臭い

等が容易に想像が付くと思います。

これらの中で、車内に染み付く根本的な匂いの原因は「釣り餌」です!

釣りの後に車内に染み付いてしまう臭いは、ファミリーフィッシングの代表格であるサビキ釣りで使用する「アミエビ」や、投げ込み釣りで使用する「青イソメ」「オキアミ」のエキスが車内に染み付いている場合が大半です。

もちろん、釣れた魚が多ければクーラーボックスも臭いの原因になることはありますが、クーラーボックスをしっかりと密閉して帰れば、クーラーボックスの臭いは一時的なものである場合が多いです。

釣りに行った数日後に、何か甲殻類が腐ったような臭いが車内に残るのは、「オキアミ」や「青イソメ」のエキスが原因になっているに違いありません。

エビや青イソメのエキスが車の内装に付着すると、その臭いを取るのは超大変です!

有名なメーカーの消臭スプレー等を使っても太刀打ちできない場合がほとんどです。長ければ1か月以上の間、生臭い臭いを放ち続けます。

車の車内はシャワーで流すわけにもいきませんし、革のシートであれば水で洗うことも難しくなってしまいます。

そのため、釣りに行かれる際には「臭いの原因となる釣り餌のエキスを車内に絶対に付着させない」こと。「釣行後は小さなアミエビ一匹たりとも車内に残さない」こと。それが釣りの際に車内に臭いを残さない最重要課題なのです。

そんなこと言っても、釣りの餌は運ばなければならないし…と感じるかと思いますが、以下で紹介することを少し気遣うだけで臭いは確実に防ぐことができます。

釣りが終わった後で車に乗る前にすべきこと

釣具店で購入したオキアミなどは、購入した時点ではある程度しっかりと封がされていますので臭いはほとんどしないかと思います。

しかし、釣りが終わってみると、釣り竿や釣り道具にオキアミが付着しており、手に付いたオキアミの臭いも相まって相当な臭いを放ちます。

この状況下で、いかにして臭いのエキスとなるオキアミを車内からシャットダウンするか!?

以下で対策を紹介していきたいと思います。

① 大きめのバッカンを用意して釣り具収納して運搬 (おススメ)

まず最初になりますが、ファミリーフィッシングに来られている御家族に多いのは、釣りが終わった後にゴミ袋にオキアミの空袋や餌の袋を詰め込んで帰っているというパターンです。

実はそれ、オキアミの臭いエキスやオキアミ自体を車内に付着させてしまう根本原因でもあるんです。

オキアミはとても小さなエビなので、ゴミ袋に付着していても気付かないことが大半です。また、オキアミを触った手でゴミ袋の外側を触っているはずなので、ゴミ袋の外側にはオキアミのエキスがたくさん付着している状態にもなります。何も付着していないように見えて、オキアミのエキスがたくさん付着しているんです。

つまり、ゴミ袋に入れて持ち帰る釣りの餌 (オキアミ) のゴミは、それ自身が臭いを車内に付着させる原因になっているといっても過言では無いのです。

「少しくらい大丈夫だろう」と思ったら大間違い…釣りが終わってから1ヵ月間、車内の臭いに苦しむことになるかもしれません。

それを防ぐためには何をすべきか?

一つの方策が「バッカン」を用意しておくことです。

バッカンと言うのは、下の写真の一番右側に写っている容器になりますが、クーラーボックスやタックルボックスよりも少し大きめの容器になります。

バッカンは一般的なサイズのもので、約 35cm × 50cm × 30cmの大きさがあるので、様々な釣り道具やゴミなどを収納して持ち帰ることができます。

基本的にファスナー、ベルト等が付いているので持ち運びに便利で、海釣り用は錆防止加工もされています。

また、バッカンに海水を張ってあげれば、子供が釣った魚を一時的に活かしておくことも出来るので、一つ持参すると様々な用途に使うことができます。

このバッカン、もちろん全面が水洗いが出来ます。

釣りが終わった後に、ゴミ類や余った餌などを全てこのバッカンに詰め込みます。

そして、最後に釣り場を離れる直前に海水で外側を水洗いをすることで、オキアミやエキスがバッカンの外側に付着した状態で持ち帰ることを確実に防止できます。これにより、車内にオキアミを放置してしまう危険性が一気に減ります。

私が愛用しているのは次のリンクのダイワ製のバッカン (キーパーバッカン) です。

楽天市場 DAIWA キーパーバッカン

このバッカンを持ち運ぶようになってから、釣行に行った後に車内に残るオキアミの臭いが全く無くなりました。特に車のトランクルームの床面からの生臭さが明確に無くなりました。

釣り場で出た臭いゴミを確実に車内から隔離することができるので、より確実に車内に生臭い臭いが付くのを防げます。

クーラーボックスでも代用が出来るかと思いますが、クーラーボックスはペットボトルや釣れた魚を入れて持ち帰るため、直ぐに満杯になってしまうんですよね。

そのため、もう一つのアイテムとして、バッカンがあると超重宝します。

② クーラーボックスやタックルボックス、釣り竿をアルコールティッシュで拭く (超重要)

一つ上のバッカンの紹介でも記載しましたが、クーラーボックスやバッカンは釣り場から帰る直前に、海水で外側をしっかりと水洗いすることをお勧めします。

しかし、海水だけでサッと流しただけでは臭いが完全に取り切れていない場合が多いです。

そのため、可能であればアルコールのウエットティッシュを一袋持参して、最終仕上げとしてクーラーボックスやバッカンの外側をしっかりと綺麗に拭き掃除しましょう。

拭き上げ用に一枚雑巾を持っていくと便利です!

特に、クーラーボックスやバッカンの底面は見落としがちです。

アミエビは釣り場の地面にたくさん落ちているので、地面にクーラーボックスやバッカンを置いただけでアミエビを車の中に連れて帰る可能性が高くなります。

また、釣り竿やリールについても海水で流水洗浄をして、アルコールウェットティッシュで拭き上げをして帰ることをお忘れなく!

釣りが終わった時、子供が使った釣り竿とリールを見て下さい。釣り竿とリールの隙間などに、たくさんのアミエビが付着している場合が本当に多いです。

③ 必ず靴や靴裏に付着したアミエビを落とす (子供が忘れがちなので注意!)

車に乗る直前、駐車場に付いたら必ず行って欲しいことがあります。

それは、靴に付着したアミエビを確実に落としてから車内に乗り込むということです。

これ、本当に見落としがちになるんですが、車内にアミエビを残してしまう原因で最も危険性が高いものだと思っています。

釣りが終わった際、釣り道具やクーラーボックスについては、かなり気を遣って掃除をされると思うのですが、靴や靴裏についてはどうですか?

皆さんは見落としていませんか?

サビキ釣りをすると、必ず釣り場の至る所にアミエビが落ちることになります。

そのため、靴の裏には地面に落ちたアミエビがたくさん付着していることになります。自分が釣りをしていなくても、誰かがサビキ釣りをしていたら靴の裏にアミエビが付着している可能性が高いです。

また、子供がサビキ釣りをすると、必ずアミエビがこぼれ落ち、子供の靴の上面に付着していることが多々あります。

紐靴の隙間に入ったアミエビは、目を凝らさないとわかりません。

ピンク色の靴を履いていたら、アミエビが付着していても気付くことは難しいです。

車に乗る前には必ず靴を脱いで、地面に靴を叩きつけてアミエビを落としてから乗車しましょう!

これも釣りの後の車内の臭い防止で重要なポイントなので、必ず実践してください!

(私自身もこれは過去に経験したことでした。釣りの後に、しっかりとアミエビを掃除して乗車したつもりでしたが、帰路の車内で常にアミエビの臭いが車内に充満していました。帰った後に玄関を見ると、玄関にアミエビ数匹落ちていました。子供の靴の裏を見たら…そこには大量のアミエビが…。)

④ 石鹸を持参して公衆トイレ等で必ず手を洗って乗車

釣りに行くときに、持参しない方の方が多いであろう便利アイテムがあります。

忘れがちですが「石鹸 (ハンドソープ) 」です。

「アルコールティッシュがあれば手洗いは大丈夫」と思われるかもしれませんが、手に付いたオキアミのエキス (臭い) を除去するには、手を石鹸で洗うのが一番効果的だと言い切れます。

釣り場の近くに公園があれば、公衆トイレに水道がありますし、釣り公園なら真水が出る水道は完備されています。

石鹸のある公衆トイレもありますが、釣り場に近い公衆トイレは石鹸が常設されていないことが当たり前です。

帰りの道中で、子供が臭う手 (オキアミのエキスが付着した手) で車内を触るのは目に見えています。

釣りが終わったら石鹸で手を洗い、良い香りのする手で車内へ乗り込みましょう!

石鹸で手を洗っていれば、帰りの車内でおやつを食べるのにも安心ですよね!?

私のタックルボックスには、泡タイプのハンドソープが常備されています。

⑤ 【再度注意喚起】子供の服や靴に付着したアミエビには本当に注意!

私自身、釣りが趣味でファミリーフィッシングに毎月の様に出掛けていきます。

しかし、釣りに行った後の車の中の臭いは本当に毎回のように気になり、妻にも「何とかしてよ」と言われることが続いていました。

最も酷い時には、少量のアミエビの流出で2カ月くらい車内が臭かったこともあります。

その経験から、どうすれば車内に臭いの原因を持ち込まないようにできるのか?を考え、毎回の釣行の中で各種対策をしてきました。

そして行き着いたのが、上で紹介したような内容です。

上記が全てでは無いですが、上記の内容で釣行後の車内の臭いはほぼなくなりました。

その中で、臭いの原因として最後に苦労したのが子供に付着したアミエビの臭いでした。

釣りが終わった後に釣り場でバッカンやクーラーボックスの清掃は怠らず、自分の服も気を遣って掃除をするので問題は無いのですが、子供たちはアミエビの臭いの事なんてまったく気にしません!

特に小学校3,4学年以下の子供に関しては、自分が少しくらい臭っていようが、アミエビが付いていようがお構いなしに車内に乗り込もうとします。

これを阻止ししないと、車内にアミエビが残ってしまう事は絶対に防げません。

車のトランクルームにはアミエビが全く落ちていないのに、車内2列目の子供の足元にはアミエビが…ということが何度あった事か…。

この子供に付着したアミエビ問題を解決できるのは、親である皆様です!

釣りが終わって車に乗車する前、2度、3度と子供の衣類や靴を確認してあげて下さいね!

靴へのアミエビの付着量が多い場合、靴は別の袋に入れて持ち帰るということも必要だと思います。


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家に付いてから必ずすべきこと

釣りから帰ってくると、どっと疲れが出てしまい、釣り道具の後処理を忘れてしまいがちになるのが現実…。

しかし、次の釣行の際まで、生臭い臭いを残しておかないことはとても重要なんですよね。

次回の釣行まで臭いが残っている状態で釣り竿やクーラーボックスを放置しておくと、結局、次の釣行に行くときに車に生臭い道具を再び持ち込むことになり、それが車内への臭い付着の原因になり得るんです。

ですので、釣りに行って帰ってきたタイミングこそ、最後の努力 (釣り道具の清掃) をしていきましょう!

車内に釣り道具を絶対に残さないこと

車のトランクルームから荷物を出すのが面倒くさいから、釣り竿や釣り道具の一部を車内に放置してしまう…

よくあるファミリーフィッシング後の光景だと思います。

しかし、上記の通り、サビキ釣りをした後の釣り竿や釣り道具、そして釣り道具が入っているビニール袋などにはオキアミの臭いエキスが付着している状態になります。

車内に放置しておくと、車内の気温上昇とともに腐敗が急速に進み、その生臭い臭いの元が社内のシート等にどんどん染み付いていきます。

だからこそ、釣りに行った後は、釣り場に持って行った道具関係を全て社外に出して管理することが絶対に必要です。

小さなゴミ袋や、小さな釣り道具のゴミカスだとしても見落としてはいけません。

(小さな釣りのゴミでも侮ることなかれ…です。)

釣り道具を車内から降ろすタイミングで、車内にオキアミが落ちていないかも必ず確認をしましょう!

使った釣り具とタックルボックスは、その日の内に水洗いすること

次に、使った釣り道具は全て水洗いしましょう!

一番良いのはお風呂ですね!

釣りの後のシャワータイムに、自分がシャワーを浴びるタイミングで、ぬるま湯で釣り道具も全て洗いましょう!

「中性洗剤」と「たわし」を使って、すべて綺麗に洗い流していきます。

この水洗いは、絶対に手を抜いてはいけません!

この水洗いは釣り道具の臭いを防ぐだけではなく、道具に付着した塩を洗い流すことが出来るので、釣り道具のメンテナンス・錆止めにも有効なんです。

私自身、毎回の釣行後には、必ず夜の時点で全ての道具を水洗いして干すようにしています。

そして、釣り道具を干す際には、かならずしっかりと乾くまで干してくださいね。生乾きの状態だと、実は道具に臭いが付着して染み付きやすくなります。特に乾きにくいもの (例えば、水汲みバケツや紐関係) は、長時間干してあげて下さい。

少し面倒な作業ではありますが、こうすることで釣り道具やクーラーボックスの生臭い臭いは一気に消えます。

やるのとやらないのでは「雲泥の差」があります。

車内用の芳香剤ではオキアミの臭い勝てません

車内の臭いを消臭するために、車用の芳香剤や消臭剤が多く販売されているのは御存じかと思います。

無香料のものもあれば、香水の良い香りのする製品まであり、その種類は様々です。

しかしながら、忘れてはいけないのは、それらの一般的な消臭剤・芳香剤では釣り道具の臭いに勝つことはできません。

オキアミの臭いを完全に消せませんし、オキアミの臭いを吸収することはできません。

芳香剤の香りとオキアミの香りが混ざり合って、さらに最悪な臭いになってしまうだけです。

私自身、今までにさまざまなな車内用の消臭剤を釣りのために試してきました。

有名どころの「ファブ○ーズ」や「無○空間」等を試しましたが、オキアミの臭いには勝てません。

オキアミの臭いを無くすには、「車内にオキアミを残さないこと」、「車内にオキアミのエキスを付着させないこと」、この2つの努力しか無いんです。

ネット上で「この商品で釣行後の車内の臭いが消えました」という情報がありますが、私はその情報は疑わしいと思います。(車内のオキアミの臭いを消せる消臭剤があったら教えて下さい…)


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車のトランクルームにはビニールシートも敷きましょう [推奨]

より確実に釣行後の臭いを防ぐためには、車のトランクルームに大きなビニールシートを敷いていきましょう。

ホームセンターで販売されている青色のビニールシート (2m×2mくらいのもの) をトランクルームに敷き、そこに釣り道具を全て収納していけば安心です。

「車内にオキアミのエキスを付着させないこと」という大前提をクリアするためには、この方法も相当有効です。

実際に私も車のトランクルームにはビニールシートを敷いて釣行に行くようにしています。

面倒でお金もかかりますが、車内にオキアミの臭いが充満するよりは100倍マシです。

「たまにしか釣りに行かないから対策は不要だろう…」が命取りになる

本記事の最後になりますが、釣行時に車内に残ってしまうオキアミの臭いは、ファミリーフィッシングの最大の敵と言っても過言ではありません。

楽しかったファミリーフィッシングの思い出とは逆に、いつまでも生臭い臭いが残った車内は「嫌な思い出」になってしまう事間違いありません。

しかも、一度付着したオキアミの臭いは、1ヶ月どころか2ヵ月、3カ月と臭いを放ち続け、車に乗るたびに不快な思いをすることになります。

だからこそ、釣行の前に臭いを残さないための対策を行うことと、釣りの後の道具の掃除が必須になります。

釣行後の車内の臭いを防ぐためには、

① オキアミや釣り餌のゴミを車内に落とさないこと (残さないこと)

② 使用した釣り道具は極力車内に触れさせないこと

③ 靴や服に付いたオキアミを完璧に掃除してから帰りの車に乗車すること

等が最も重要なポイントとなります。

「まぁ、たまにしか釣りに行かないし、一回くらい手を抜いても良いだろう」という考えを持ってはいけません!

釣りの後に発生する社内の臭いは、一回のミスが痛恨のミスになります!

万全の対策をして、週末のファミリーフィッシングを思いっきり楽しみましょう!