神戸の六甲川で川遊びと川魚捕りを楽しもう!

夏の暑い休日、子供を連れて出掛けたくなりますが、熱中症の心配もあるので出掛ける先には気を遣いますよね。そんな暑い夏に人気の遊びは、渓流での川遊びだと思います。

子供がいる場合には、夏は海より川です!

海は木々が無いので日陰も無く海水温も高いので、子供と一緒に「涼」を求めるには少し適していないと感じることが多いです。

渓流に入れば木々による日陰やひんやりとした風、そして湧き出した冷たい水で市街地の暑さを忘れられる涼しさを感じることができます。

大阪から神戸にかけての阪神間は市街地が続くため、なかなか渓流に入る機会が無いかと思います。しかし、神戸は六甲山と海が近いため、六甲山へ向けて少し車を走らせると直ぐに渓谷へ入ることができます。

この記事では、六甲川での川遊びと、子供が大好きな川魚捕りの御紹介をしたいと思います。

また、六甲川以外に神戸・西宮には川遊びスポットがあります。下のリンクで5つのスポットを紹介しています。


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六甲川の川遊びポイントについて

まず最初に、六甲川で川遊びのできるポイントを紹介します。六甲川は市街地を通っているため、駐車場が無かったり路上駐車を出来るようなポイントもありません。

そのため、事前に駐車場の場所や川遊びができる場所を調べていく必要があります。

川遊びができるポイントの紹介

六甲川で川遊びができるポイントは、六甲ケーブル下駅の南西にあるポイントになります。

目印は「大土神社」という神社があるのですが、その大土神社の参道横に川に降りるための通路があります。目立つ階段があるので、迷うことは無いと思います。

大土神社から六甲川に下りる階段を降りると、下で紹介する遊泳ポイントがあります。家族連れにも人気のポイントですので、夏の連休などの川遊びのハイシーズンには多くの家族連れが来ることもあります。

駐車場の位置はあるの?

渓谷での川遊びで最も気になるのが車を停める場所があるか?という点ですよね。

駐車した場所が路上駐車禁止のポイントで、川遊びの後に違反の札が張られていたら…楽しかった川遊びも忘れて帰り道は落胆の状態になってしまいます。

上記の六甲川の川遊びポイントについては、六甲ケーブルのための駐車場があるため、その駐車場を利用することができます。下の地図を参照ください。値段もお安く、私が利用した時には2時間弱で300円でした。

この駐車場からは徒歩で約5分で川遊びポイントに付くので、駐車違反にびくびくするのでは無く、安心して川遊びを楽しみましょう!

ちなみに、大土神社の駐車場もありますが参拝者のための駐車場になるので、マナー違反の長時間駐車はしないようにしてくださいね。近隣に迷惑が掛かって川遊びのポイントが出入り禁止になるのは悲しいことです。

近くにトイレやコンビニはある?

今回紹介する六甲川の川遊びポイントには、トイレがありません。もしかしたら、近くにあるのかもしれませんが、私自身は見つけることが出来ませんでした。

また、周辺は住宅街のためコンビニもありません。六甲山の中腹付近にあるため、近くのコンビニまで行くのには車が無いと行けません。

そのため、遊びに行く際には必ずトイレは済ませておき、飲み物やお弁当などは持参していくようにしましょう!

少し人気のポイントでもあるので早い時間に行きましょう

この六甲川での川遊びポイントは、川の中にテントが張れるようなスペースもあり、BBQが楽しめるようなところもあります。

そのため、近くにお住いの皆様にも人気のスポットになっているため、サンシェードやテントなどを張る場所は、早い者勝ちになります。

そのため、1日中遊びたいような方は、なるべく早めに行って場所取りをすることをお勧めします。

また、なるべく場所は譲り合ってサンシェードは張るようにして下さいね。

実際の川遊びポイントを写真で紹介

それでは実際の川遊びポイントを紹介したいと思います。

大土神社の脇の階段から降りてくると、下の写真の様に堰が設けられている場所にたどり着きます。

この場所は滝の下の部分が少し深くなっており、約60cmくらいの水深があります。幼稚園の年長さんくらいであれば、足が付くので安心して遊ぶことが出来ますよ。

ただし、六甲山から流れ出る砂の量や増水によって、水深が変化することもあるので、小さなお子さんと行かれる際には、必ずパパとママが水深の確認をしてあげてくださいね!

六甲山系の特徴ですが、とても急な川になるので、雨が降った後は増水しやすいです。強い夕立などが降った後は、予期せぬ増水をすることがありますので、山の気候にも注意を払い、六甲山に黒い雲がかかり始めたら帰り支度をする心掛けも必要だと思います。

水深60cmと言うと、小学校の低学年くらいまでは深さを楽しむことが出来ますが、小学校高学年になるともっと深い方が楽しいかと思います。その観点でも小さなお子さん向けの遊び場だと思います。


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六甲川で楽しめる川魚捕りを紹介

六甲川は川魚の数が多いことも特徴です。

魚とりをするお子さんが多いので魚の数が少ないかと予想していたのですが、そんなことはありませんでした。

六甲川に遊びに行かれるときには、必ず大きめの魚とり網を持っていきましょう!

2時間弱の川遊びで、子供と一緒に川魚捕りを楽しんできたのですが、かなりの数が捕れましたよ。

最も多く捕れた魚は、ヨシノボリとハヤですね。ヨシノボリは20匹くらい、ハヤも10匹くらいは網に入ってくれました。

ヨシノボリは、河川によって住んでいる種類が違うのですが、この六甲川では様々な種類のヨシノボリを見ることができました。

一般的に知られているシマヨシノボリ、濃い色が特徴のクロヨシノボリ、そして瑠璃色の体を持つルリヨシノボリなどがいます。下の写真はクロヨシノボリですが、非常に綺麗な体に赤色が入った美しいヒレを持ち、熱帯魚にも負けないような美しさが感じられます。

個人的には、クロヨシノボリとルリヨシノボリを水槽で飼育したかったので、このお魚たちを持って帰って飼育する事にしました。別の記事でヨシノボリの飼育方法も紹介したいと思います。

さらにさらに、一番の驚きだったのが下の写真の大きな魚を捕まえたことです。

これは「カワムツ」という魚で、大きさが約20cmくらいある成魚になります。こんなに大きな魚も網で捕れたので子供は大喜びです。周りの他の子供たちにも大注目の魚でした。

持って行った虫かごにギリギリ入る大きさで、子供の手のひらと同じくらいのサイズがありました。このお魚は帰宅する時に元居た場所にリリースしてきました。持ち帰る予定の無いお魚は早めに自然に返してあげて下さいね。渓流の川魚は水温が高くなったり酸素濃度が低くなると一気に弱ってしまいます。

六甲川は下の写真の様に、川の両岸に水生植物の葦などが生えているので、魚が住みつきやすい隠れ家が多くあります。このような場所を狙っていくと多くの魚を捕まえることができますよ。

この記事の最後に

この記事では、初夏から晩夏まで神戸の六甲山で川遊びができる六甲川を御紹介させていただきました。

大阪から神戸にかけての阪神間は大都市圏のため、渓流での川遊びをするのも一苦労と言うイメージがあるかと思いますが、神戸の六甲山は少しだけ山を登れば、渓流に入ることが出来るポイントも多く存在します。

真夏の暑い市街地を抜けて、涼しい渓谷で子供と魚とりを楽しむ休日も良いものですよ。

この週末、六甲山系の渓谷へ出掛けてみてはいかがでしょうか!?