淡路島・仁頃漁港でエビ撒き釣り!ハネは釣れるか!?

阪神間の堤防釣りで有名な釣法と言えば「エビ撒き釣り」。

ハネやスズキだけでなく、黒鯛やキビレなど様々な魚が釣れる釣法として有名です。

私自身も、ブログの中で何度か紹介していますが、西宮浜や芦屋浜でエビ撒き釣りを長く楽しんできました。

ただ、いつも同じフィールドばかりだと自分の釣りスキルの上達が頭打ちになるので、2024年からは少し遠くの釣り場を訪れてエビ撒き釣りをしようと活動しています。

2024年の初春になりますが、淡路島にある仁頃漁港でエビ撒き釣りを楽しんできました。

初めての場所でしたが、エビ撒き釣りで何が釣れたのかをレポートしたいと思います。

*注意* 本記事は筆者の実釣経験を元にして作成したものとなります。釣りは天候や海の状況により釣果が大きく左右されます。記載の内容は、あくまでも参考例の一つとしてお考えいただけましたら幸いです。


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淡路島の仁頃漁港について

淡路島の仁頃漁港は、南あわじ市にある小さな漁港です。

下にGoogle Mapを載せますが、淡路島の最南端に位置します。

遠くには沼島も見える場所ですが、淡路島の漁港の中では、比較的マイナーな漁港です。

神戸・大阪から訪れる場合、明石海峡を渡って、西淡三原ICを降り、下道で最南端を目指します。

神戸からは約1時間半~2時間くらいです。

駐車場は漁港内の隅の方に駐車させてもらいます。漁港関係者の方が出入りするので、邪魔になる位置に駐車しないように注意してください。

また、仁頃漁港にはゴミ箱はありません。必ずゴミは持ち買ってください。

公衆トイレもありませんので、ファミリーフィッシングの時には注意が必要です。最も近いコンビニまでも、距離がかなりあります。

神戸・大阪から遠いので人が比較的少ないが…

近年の釣りブームにより阪神間にある有名な釣り場は、土日ともなると非常に混雑します。

しかし、仁頃漁港は淡路島の最南端にあるため、神戸・大阪からの釣り客が少なく、比較的空いています。

釣れないというわけではなく、距離が遠いために釣り客が少ない釣り場です。

トイレも無いため、ファミリーで来られる方が少ないのもあるのかもしれません。

そのため、下で紹介する初春の時期では、土日であっても釣り客が私一人だけ … という状態でした。

ただし、有名な釣りYoutuberさんが釣り動画を配信したりしているので、もしかしたら今後は混み合ってしまうのかもしれません。(私も情報展開している一人ですね…)


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仁頃漁港の釣り場について

仁頃漁港は下の写真の通り、大きな堤防に囲まれた釣り場で、この堤防が釣り場になります。

ただし、外向きは大きなテトラポットが敷き詰められているので、エビ撒き釣りやフカセ釣りは困難です。穴釣りならできます。

堤防の先端付近で、港内の水深は4~5m程度でした。

遠投してもそれほど水深は変わりませんでした。

灯台のあるテトラポットの周辺が一番人気のスポットですね。

シラサエビは事前に用意していきましょう

仁頃漁港の周辺には釣具店がありません。

そのため、エビ撒き釣りをされる際には、シラサエビを購入して現地に向かってください。

また、淡路島の島内の釣具店は、シラサエビが少し高価です(個人的な意見)。

神戸・大阪側から来られる際には、購入してから向かった方が無難です。


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仁頃漁港でのエビ撒き釣り実釣記録

それでは、ここからは実釣の記録を記載していきます。

2024年の春に2回の釣行を行いましたので、その2回分を紹介します。

少しでも御参考になりましたら幸いです。

2024年3月2日の実釣記録

2024年3月初旬に、人生初の仁頃漁港へ向かいました。

3月初旬は朝がまだまだ寒い時期でしたが、日が昇れば暖かな一日でした。

時間や天気などは以下の通り。

・実釣時間 … 7:00~13:00

・天気 … 晴れ

・気温 … 約14℃

仁頃漁港に到着したのが朝の6時45分で、そこから灯台のある堤防に移動し、早速仕掛け作りに取り掛かります。

使用したのは棒ウキ (浮力: 3B) で、ハリスは1ヒロ。

狙う水深は2ヒロからスタートしました。

開始してから1時間は、はっきり言って海に生命感が無く、魚から何の反応もありませんでした。

餌のシラサエビもそのまま残って帰ってくる状況 … 。

「もしかしたら、魚がいない?」と思えてしまいました。

そのまま時間だけが経過し、9時になっても魚の反応が皆無です。

「もう駄目かもしれない…」と諦めかけたのですが、ウキに小さな反応が…

疑いながらも仕掛けを回収してみると、何か魚がついている…

10cmくらいのガシラ君です (笑) 。

ガシラは裏切りませんね!

その後も粘りましたが、このガシラ1匹だけが反応してくれただけで、13時に納竿となりました。

もう精神的に打ち砕かれた釣行でした。コブダイくらいは釣れると思ったんですけどね。

帰りの車の中で、何が原因なのかを考えて帰りましたが、結論として「4月に入ったら、もう一回チャレンジしてみよう!」と決心したのでした。

2024年4月14日の実釣記録

さて、先月の精神を打ち砕かれた釣行から約1ヵ月の時が流れ、4月中旬になりました。

海の様子も変化して、確実に春の海になっているだろうと期待しての再釣行です。

時間や天気などは以下の通り。

・実釣時間 … 7:00~12:30

・天気 … 晴れ

・気温 … 約18℃

仕掛けや狙いのタナは、あえて前回の釣行と同じにしました。

この日は、朝の釣り開始から確実に状況が異なっていました。

1投目からウキに反応があり、コブダイの幼魚 (20cm程度) が立て続けに3匹釣れました。

春になって水温が上がり、魚たちの活性が明確に上がったと思われます。

ただ、コブダイの幼魚ではなく、ハネ・スズキ・黒鯛の反応が欲しいなぁ~と。

反応は良かったのですが、釣り開始から2時間は、コブダイの幼魚とガシラが数匹釣れるだけでした。

10時過ぎになり、漁港内の潮の流れが少し速くなりました。

その直後ですが、誘いを入れた瞬間に、ウキが海中に綺麗に沈みました。

しっかりとフッキングすると、今までとは異なる重さが竿から伝わります。

その瞬間、目の前で魚がジャンプ!

ハネです!

やっとかかった魚なので超慎重にやり取りして無事にランディング。

上がってきたのは63cmのスズキでした。(関西では60cmからスズキと呼ばれます。)

やりました…2回目の釣行で本命の一匹です。

釣り場の新規開拓は、様々な困難がありますが、こうやって結果が出てくれると本当にほっとします。

今回の釣行で釣れた大物は、この1匹だけでしたが、非常に満足感のある釣行となりました。

この記事の終わりに

この記事では、淡路島の最南端に位置する仁頃漁港でのエビ撒き釣りを紹介しました。

仁頃漁港は神戸・大阪から距離があるため、釣り人が比較的少なく、海もきれいな場所なので、のんびりと休日に釣りをするにはもってこいの場所だと感じました。

初春の釣果は厳しいものになりましたが、春本番を迎えると魚の反応も良くなりました。

今回は黒鯛は釣れませんでしたが、黒鯛も生息していることはYoutuberさんの動画で確認できているので、次回は黒鯛もゲットできるように少し深いタナを狙ってみたいと思います。

今後も、初めて訪れる釣り場での釣りを楽しんでいければと思います。

では!