アクアリウムで魚の飼育を楽しんだり、子供と一緒に昆虫採集を楽しんでいると、童心に帰って魚や昆虫のアイテムに敏感になってしまいます。
例えば、水族館で売られている魚のパズルや、昆虫を題材にした商品など…
気付くと自分がその商品を欲しくて子供を理由にして購入していたりすることもありませんか!?
アクアリウムが好きなパパ・ママにとっては「あるある」だと思います!
先日、伊丹市昆虫館に行った時に、その状況が訪れました。
販売されていたのは、昆虫のペーパークラフトです。価格は少し高めだったのですが、とてもリアルで美しいペーパークラフトだったので、子供と一緒に選んで購入して作ってみました。
とても難しいパズルの様なペーパークラフトですが、今日はその昆虫や魚のペーパークラフトの紹介をしたいと思います!
3D立体ペーパーパズルについて
今回紹介する3D立体ペーパーパズルは、株式会社ウラノさんから発売されている立体的なペーパークロフトシリーズです。
接着剤はほとんど使わず、厚手の紙で作られたパーツを組み合わせていき、魚や昆虫の立体的な模型を作ることができるという商品です。
アクアリウムや虫かごで生体を飼育するのも良いのですが、一種のインテリアとして魚や昆虫のアイテムが欲しいという方にもお勧めです!
今回は3D立体ペーパーパズルの昆虫シリーズの中から「カマキリvsスズメバチ」に挑戦してみました。
価格は1,500円です。ちょっとお高いですが、その分、精巧でリアルな作品が作れますよ!
見るからに難しそうなペーパークラフトですが…上手く作れるのでしょうか?
3D立体ペーパーパズルは、デパートなどのおもちゃ売り場でも入手できるかと思いますが、ネット注文が確実かと思います。以下のリンクからネット注文可能です。
挑戦したのは「カマキリ vs スズメバチ」のペーパークラフト
では、実際にペーパークラフトを作った過程について紹介していきます。
ペーパークラフトの中でも、細かく難しい部類になるので、小さなお子さんと一緒に作る時には、ほぼほぼお父さんが完成させることになると思います。
キットの内容について
まず最初に、キットの内容ですが、今回の「カマキリ vs スズメバチ」のペーパークラフトは、カマキリ用のパーツ、スズメバチ用のパーツ、スズメバチを固定するための透明シート、そして土台のパーツに分かれています。
パーツに使われている紙ですが、比較的厚手のものが使われているので、結構頑丈な感じがあります。厚手の紙をレーザーでカットして部品を作っているとのことです。
また、かなり精密な部品もあるので、土台からの切り離しの作業などは気を遣いますし、パーツの紛失にも注意が要りますね。
所要時間について
今回作った「カマキリ vs スズメバチ」ですが、レベルが高く、小学校低学年の娘と保育園の息子には到底作れない内容でした。
そのため、大人の私が一人で作って、約30分要しました。
30分なら空いている時間にも楽しめるので、休日の暇潰しにも最適だと思います!
実際の組み立て工程
説明書の組み立て方法を見ながら、小さなパーツと小さな接続部を組み合わせて、ペーパークラフトを組み立てていきます。
基本的に接着剤を使わなくても作っていけるということで、紙の角度や組み立て部のかみ合わせ具合を注意しながら作っていきました。
それでも、何度も分解して失敗してしまうことがあり、嫌になることも…。
そんなこんなで、なんとか1匹目のカマキリが完成しました!
とてもリアルなカマキリですよ!羽を立てて自分を大きく見せながら、襲ってくる相手を威嚇する状態が、かなり忠実に再現されています!
スズメバチの方は、カマキリに比べると組み立て難易度が低かったですが、それでもやり直しを数回…そして、次の写真の通りに仕上がりました!
こちらのスズメバチもかなりリアルです。オレンジ色のパーツと黒色のパーツが組み合わさり、本物のスズメバチをリアルに再現しているペーパークラフトですね!
そして、カマキリとスズメバチを台座に組み立てると、下の写真の様になります。
スズメバチがカマキリに襲いかかる瞬間、カマキリが威嚇をしているポーズ!
ちなみに、スズメバチは透明な支柱で支えられて飛んでいる姿を演出しているのですが、息を吹きかけるとゆらゆらと揺れて、スズメバチが飛んでいるように見えます。
昆虫好きな息子にとっては、かなり満足のいくペーパークラフトだったみたいです!
私も作ってみて達成感がありました…。ほぼほぼ私が完成させたので(笑)
3D立体ペーパーパズルの注意点
とてもカッコ良いペーパークラフトですが、作ることが難しいので、注意点もあります。実際に作ってみて感じた注意点を下で紹介します。
中学生以上でないと作れないレベル
まず、難しい!そして細かい!
ネットでは対象年齢が12歳以上とありましたが、確かに中学生以上でないと完成させることは難しいと思います。
小さなお子さんが欲しがって作りたがると思うのですが、これは小学校低学年の子供には作れない代物だと思います。
作る前に必ず全てのパーツを確認してから作り始める
パーツがかなり精巧に作られているため、一度失敗すると接合部分の紙同士のかみ合わせが緩くなってしまうことがありました。
そのため、どのパーツをどこに使うのか?を説明書を見ながら事前に確認しておくことをお勧めします。
私自身、プラモデルなども説明書を飛ばして作ってしまうこともあるのですが、このペーパークラフトについては説明書を最初に読んでおいた方が良いです。
プラスチックのプラモデルはやり直しがききますが、ペーパークラフトになると紙の形が変わってしまうことがあるので、なるべくやり直しを少なくすることが綺麗に仕上げるコツかと思います。
パーツを台紙から切り離すときは無理しない
この3D立体ペーパーパズルは、厚手の紙をレーザーで切り落としてパーツを構成している商品になります。
そのため、パーツの土台から各種パーツを切り離す際も、少し切り離しにくいことがあります。非常に細く弱いパーツがあるのですが、切り離す際に切り代の部分では無く、本体の方が切れてしまう危険性があります。
土台から細かいパーツを切り離す作業の時には、必ずカッターナイフなどの刃物で切り離すことをお勧めします。
糊はボンド最後まで使わない方が良い
紙同士のジョイント部分が上手くかみ合わず、パーツ同士がくっ付かなくなってしまう場合があります。
糊やボンドを使いたくなるのですが、一度接着してしまうと後戻りができなくなります。
そのため、最後まで作る手順を確認し、最終仕上げの段階になるまでは糊を使うことは控えたほうが無難です。
仕上がりが見えてきて、やり直しをすることが無くなった段階で糊やボンドを使ってくださいね。
私も組み立ての最後の方で、やり直しをする可能性が無くなった段階で糊を使いました。
この記事の終わりに
この記事では、アクアリウムや昆虫の飼育が好きな方向けに、超リアルなペーパークラフト「3D立体ペーパーパズル」を御紹介しました。
ペーパークラフトと言うと、昔はあまりリアルな模型は作れないというイメージがありましたが、技術が発展した今は、忠実に再現された模型を作ることができます。
今回紹介させていただいたモデルは、カマキリのスズメバチがバトルをするところを忠実に再現したものでしたが、魚を題材にした「水の生物」シリーズもあります。
また、子供が大好きな恐竜シリーズもありますので、お気に入りのペーパークラフトを見つけてみてはいかがでしょうか?
魚の飼育、虫の飼育だけでなく、魚や昆虫に関するアイテム集めも楽しいものです。